ふと浪人した時のことを思い出した.


あの頃必要だったのは,
「今になって思えば浪人してよかったと思う」とふざけたことを言っている合格体験記でも
「これさえやっておけば大丈夫」とか「ここに通っておけば大丈夫」とか釣りとしか思えないものでも
「仲間がいたからがんばれた」とかいうリア充様のお言葉でも
「量より質の時間の過ごし方を」とかいう寝ぼけた言葉でも
「たまには休憩も必要」とかいう休憩しかしないタイプの言葉でもなく
ただひたすらに勉強だけしてればいいということを許してくれる環境.これに尽きる.


どうみても通るはずがないのに,不合格だったことをいつまでも悔しがったり予備校とか他人のせいにしたりしてる人をみて,そりゃムリだよって思ってた6年前の今頃.


このころの体験記を求められれば,

浪人してよかったなんて思ってなんかいない.時間の無駄だったとは思うことはある.
結局勉強しなければ合格できない.ホントにしてたのか反省すべき.
量より質なんていっててもしょうがない.質が高くて量の多い勉強をしてる人たちと競争をしている.
予備校は傷ついた自尊心をポッキリ折れないようにメンテナンスはしてくれる.が,まさかそれを信じてはいないよね?
仲間とがんばれたとかいうけれども,本気で競争してるんだから適度な距離にしといたほうがいいよ.微妙な溝はうまれるから.
結局は自分一人で頑張らないとしょうがないもの.

って本音で答えるようにしている.


失われた青春(笑)なんかいつでも取り戻せるよ.どの時期でも.
予備校でも大学でもそんな人,結構いたなぁ...だから可能なんだけど.
ただ特に求めない人をまきこまないでね.結構しょーもないことだから.



こういうネガティブな体験記って集めたら結構面白いかもな.